クルマ好きへの第一主題

ユーノスロードスター

前々回「クルマ好きへの一歩」から続く
前回の寄り道的投稿「さらに、あの頃のこと」からも続く

実は、私が当初クルマへの関心を深めていった過程は、販売店で色々と試乗して回るとか、誰かのクルマを運転させてもらうといった、実体験を伴うものではなかった。それは、主に自動車雑誌等のメディアによって与えられたものを見聞すること、いわば耳学問によるものだった。これは本だけ読んで分かったつもりになっているようなもので、決して好ましいことではないかもしれないが、メディアにとっては、一人の人間の関心をクルマに向かわせるという一定の役割を果たしたことにはなるだろう。

最終的に、自身初の意識的なクルマ選びの結果として、ユーノス・ロードスター(NA)を購入することになるのだが、そこに至る思考の経緯というものを今では明確には覚えていない。何しろ25年(四半世紀)近くも前のことである。

断片的に思い出すとすれば、いわゆる走り屋的なことをするつもりはなかったけれど、クルマを運転することの基本操作と、それに伴うクルマの挙動、それらをしっかりと楽しみながら体感できることは重要だと考えていたこと。そして、日常と非日常の架け橋 (*注)となるクルマ生活を味わえること。それには、そのクルマを所有すること自体の魅力は欠かせない。そんなところである。現実的なところでは、わずか1年ちょっと前に新車を買ってしまっていたので、それを下取りに出すにしても予算は限られるということもあった。
これらは、その後も私とクルマとの関わりを貫く基本的な主題であり続けている。

ユーノス・ロードスター購入の具体的な経緯については、カテゴリーを改めていずれ記すつもりである。

*注) 日常と非日常の架け橋
ここでは日常と非日常が相互に排他的であることを意味しない。クルマを日常のための道具として割り切るという態度でないことは勿論として、片や非日常に振り切れたクルマ趣味(道楽)の世界とも異なるものなのである。

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